『春眠』とは、春の夜や明け方の、心地良い眠りのことです。
『春眠不覚暁』と言いますが、この春から環境が変わり新生活を送っている方にとっては緊張で早く目覚める、眠っている暇もない、と言う方もいることでしょう。
新しい生活になると、これまでとは違ってストレスを感じる方もいらっしゃるかと思います。
またこれまでの当たり前が当たり前ではなくなるという事もあります。
コロナ禍に於いて、マスク生活も気付けば早1年。消毒や検温と言ったことも日々当たり前となりました。
東京オリンピックの聖火リレーが3月末から始まり、そして新型コロナウィルスワクチンの高齢者への接種も始まりました。
巷の催し物が開催延期や中止になる中、本当にオリンピックは開催出来るのか、開催するのか、いつになったらワクチン接種が出来るのか、一体この先の生活はどうなるのか…
私生活、経済、あらゆることが不安ではあるものの、それも含めての日常となりました。
あれこれ考えるとどんどん不安に陥りますが、その不安を少しでも解消すべく、一人一人が日々出来る最善策を取りたいものですね。
さて、『春眠不覚暁』に戻りますが、
冬から春に季節が変化するこの時期は1日の寒暖差が激しく、また気圧の変化もあることから、心身ともに疲れが溜まり、自律神経のバランスが乱れることによって眠くなるそうです。新型コロナウィルスの蔓延は、正に心身ともに疲労させるものとも言えますね。
他にも原因はあるようですが、出来る限りのリラックスを心掛けたいですね。