3度目となる緊急事態宣言が発令されている最中、例年より大幅に早い梅雨入りに、何となく気の滅入ることが続きますね。

営業時間の短縮、移動の自粛と、収まる気配がないまま、医療関係者に続いて、高齢者へのワクチン接種が各地で始まりました。以前の生活が出来るようになるのは一体いつなのか、この事態は収束するのか…

先日、文化庁長官からメッセージが出ました。最後に『文化芸術活動は、断じて不要でもなければ不急でもありません。このような状況であるからこそ、社会全体の健康や幸福を維持し、私たちが生きていく上で、必要不可欠なものであると確信しています。』とありました。心強いメッセージに、励まされた気持ちと安堵した気持ちとが入り乱れた思いです。

制約された生活では、ストレス過多になりがちですね。なかなかストレス発散も難しいとは思いますが、こんな時だからこそ、感染拡大リスクの低い博物館や美術館に足を運んでみるのはいかがでしょうか。
(MINIATURE LIFE 展 田中達也 見立ての世界)