芭蕉が奥の細道紀行の結びの地、大垣に入る時に通ったであろう大垣市にある美濃赤坂宿。

ここでも芭蕉は幾つかの句を詠んでいます。

江戸五街道の内の1つ、中山道の江戸から56番目の宿場が、ここ、美濃赤坂です。

大垣城からはおおよそ北西に位置しています。

ここには昔、杭瀬川の川湊があり、川を下ると桑名へ行くことが出来ました。

大垣へ到着した芭蕉は、大垣城周りを巡っている水門川から下って桑名へ行ったようで、前々回ご紹介した奥の細道むすびの地記念館の辺りに船町湊がありました。

現在この赤坂湊は、公園として整備されています。

そして赤坂と言えば、大理石。

赤坂産の大理石が、東京の国会議事堂にも使われています。

金生山(きんしょうざん)から産出されており、化石館もあります。

先程の赤坂湊跡のすぐ隣に、赤坂港会館があり、産出された大理石を見ることが出来ます(入館無料)。

こちらは金紋が入った大理石で、他にも様々な大理石を見ることが出来るので、観光の際には是非お立ち寄りになってみてください。

 

#ぶんかのタネ の #オペラ絵本 第2弾制作中。 #芭蕉 も出て来ますよ。