皆さんは数学、お好きですか?
音楽はお好きですか?
数学と音楽に親和性があると言ったら?
数学は、現在の生活に於いて欠くことが出来ない学問であり、数学によって生活が成り立っていると言っても過言ではないものではないでしょうか。
そんな数学と音楽に何の関係があるの?と思いますよね。
数学は古代からある学問であり、数学(mathematics)の語源は、ギリシャ語の『マテーマタ=学ぶべきもの』です。
ではその『学ぶべきもの』とは一体何でしょう?
それは、『奴隷ではなく自由人として生きるための学問=「リベラル・アーツ」』であり、「言語系3学」(文法・論理・修辞)と「数学系4学」(算術・音楽・幾何・天文) の「自由7科目」で構成されます。
音楽!出て来ました。音楽は数学と密接に関わっていますがそれだけでは納得出来ませんよね。
算術は静なる数であるのに対し、音楽は動なる数なのです。(因みに幾何学は静なる図形、天文学は動なる図形です。)
例えば、音は振動数(周波数)によって異なる音になります。
また木琴や鉄琴、小学校にあるのを見たり実際に奏でたりした人もいると思いますが、あの実際にバチで叩く所、覚えていますか?音が高くなるにつれて、長さが短くなっていますよね。これも数学の一部なのです。
ピタゴラスは『弦の響きには幾何学があり、天空の配置には音楽がある』と言っています。
このように、物事は一つだけで完結するものではありません。必ず、次へと繋ぐものです。
数学に限らず、これが何の役に立つのだろう?と思うこともあると思いますが、意外な所で役立ったり、発想の元になることもあります。
あなたが今勉強していることが、次への一歩に繋がるかもしれませんね。