オペラ絵本に必要なもの。それは、台本、曲、イラスト、演奏者。
オペラ絵本の場合、通常のオペラとは異なり、演奏者はセリフを喋ったり歌を歌ったりはしますが、そこに演技は付かず、舞台背景や大道具、小道具と言ったセットも使わず、それらは全て、絵=イラストで表現されます。
しかし今回の作品、イラストを描いてくださる方が見つかりませんでした。
どうしたものかと思案し、会員が撮影した写真や、インターネットの無料画像を駆使して何とか場面に見合うように作成しようとしましたが、どうにもこうにもならず、、、
そんな時に、揖斐川上流にある横山ダムのホームページに、夜叉姫伝説の紙芝居が掲載されているのを発見!
何とかこのイラストを描かれた方にアポイントを取れないかと思いましたが、それも出来ず、、、
もうダメかと思った上演1ヶ月前。会員がイラストを描かれた方をインターネット上で見つけました!!
もうダメ元で交渉するしかないとメッセージをお送りし、お会いすることになったのですが、何と同じ岐阜県内、それも遠くない!
これは龍神、夜叉姫のお恵み?と思い、いざ交渉。
お会いしてみると優しそうな方。何をどうお話したかは覚えていませんが、どうにかこうにかお引受けいただきました。
神様仏様森のくじら様!
ん?森のくじら?
そうです、森のくじらさんとおっしゃる方が、今回のイラストを描いてくださったイラストレーターさんです。
イラストがステキなのは勿論ですが、非常に丁寧且つ速く仕上げていただきました。
無理難題なこちらの要望に予想を遥かに超えて応えていただき、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。