先日の大阪での地震、皆さまは大丈夫でしたか？被災された皆さまには、お見舞い申し上げます。

どこでいつ起こるのかわからないのが地震。だからこそ備えが必要なのですが、わからないからこそ、大丈夫だろうと備えることを怠ってしまうことがあります。

岐阜県本巣市根尾（ねお）に、地震断層観察館があります。1981年10月に起きた、当時最大級のマグニチュード8.0の濃尾地震。全国で14万戸を超える建物が倒壊し、7,000人を越える人々が亡くなりました。地震によって断層崖が隆起し、また水平ずれ（横ずれ）断層が出来ました。これらの断層（国指定特別天然記念物『根尾谷断層』）の様子を観察館や周辺の様子からも見て取れます。

実は、大人の遠足でも行った『夜叉龍神社』は、この濃尾地震の4年後に大雨による大規模な谷の崩落により、神霊をお寺にお祀りし、後に八幡社境内へ遷しています。これは地震の影響を大きく受けているとされています。

本震だと思っていた地震が余震で、その後に本震が起こっている前例があります。

皆さまどうぞ、お気を付けてお過ごしください。東日本大震災や熊本地震もそうですが、一日も早く復興がなされますように。

 

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